一つのモチーフを、新しい切り口や盲点だった解釈で集めたものが好きです。この作品もそうでした。
回廊=繰り返し、終わりのないもの
デコイ=偽物、見分けのつかないもの、囮
また、とても芸術らしい芸術だなと感じた。
芸術というものは、計算された表現と、理屈はないけれど美しいと直感した表現の掛け合わせでできていると思っている。
その後者が、他の映画よりふんだんに散りばめられているのを感じた。
新しくて面白いから、未知の画材を使って表現することがあるように、この映画の音響も演出も、斬新な表現に挑戦している部分があったように思います。とても面白かった。
エッシャーの美術展に行った時も感じた、奇妙な世界観。答えを探すのは烏滸がましいから、この世界をただ眺めさせて、ああなのかなこうなのかなと迷わせてください。ぐるぐると。それが楽しい。
特に好きだったのは、
正統と異端の表現と、「「出」ど「こ」ろがわからな「い」」です。
あと、タイムパラドックスの舞台、とてもラーメンズ時代の小林賢太郎を彷彿とする演技でにこにこしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿